ハワイのパイプラインで開催され、世界各国から集まった112名のワールドクラス・プロサーファーたちが、賞金総額1100万円とQS3,000ポイントをかけて戦う。
王者はジョン・ジョン・フローレンス(John John Florence)
決勝はメイソン・ホー(Mason Ho)、セバスチャン・ジーツ(Sebastian Zietz)といった地元ハワイ出身の3人に、ケリー・スレーター(Kelly Slater)を加えた錚々たるメンバー。
ケリーとセバスチャンは早々に首位攻防から離れ勝負の行方はジョン・ジョンとメイソン・ホーの一騎打ちに。結局2本目で他を寄せ付けぬハイスコアを叩きだしたジョン・ジョンが、最後まで喰らいついたメイソン・ホーをくだす形で見事優勝。昨季王者のケリーから王座を奪還、2年ぶりの栄冠を手にした。
気になる日本人選手は?
今回のイベントには、大原洋人、新井洋人、大橋海人、大野修聖、仲村拓久未,村上舜、稲葉玲王、ハワイから喜納海人もエントリー
また出場の可能の高いオルタネイトのキャンセル待ちにも、田中海周、加藤嵐、河村海沙、辻裕次郎、都筑百斗、佐藤魁、渡辺寛、脇田貴之なども出場予定
このボルコム・パイプ・プロは、常にローカル・ハワイアン・コンペティターに大切にされて来たサーフ・スポットで行われるスペシャル・イベントである。
そして、ワールド・ツアー・サーファーでないものにとって、名声あるパイプ・マスターズで戦うためのゲートウェイ・イベントであることは言うまでもない。
ボルコム・パイプ・プロのトップ16ハワイアンは、12月に行われるパイプ・マスターズの初日に行われるトライアルの賞金1100万円の「パイプ・インヴィテーショナル」に出場資格を獲得できるのだ。