ウェットスーツ
サーフィンする上でウェットスーツはとても重要で特に女性には重要です!
場所にもよりますが、夏は上半身裸でハーフパンツというイメージが強いサーフィンですが、実際は1年のほとんどの期間はウェットスーツを着て行います。
四季を通じて朝は特に夏場でも水温が低下しますのでウエットスーツは必須です。
外部からの衝撃や接触などから体を守り怪我を防止、風や海水から体温を低下させないように身体を冷やさない役目を果たしています。
また、強い日差しから身体が日焼けする事を守り、ワックスやデッキパッドとの擦れ防止することが出来ます。
海水の温度や風によって体感温度が変化するためです。
体温が低下してしまうことで運動能力が低下して運動機能が働かなくなってしまうのです。
また、夏でも水温がかなり下がってしまうことや風が強い日などは、そのポイントのコンディションを見極めてウェットスーツを選択するようにしましょう。
ウェットスーツの種類
■フルスーツ(春・秋~初冬用)4月~6月、10月下旬
4万円~8万円
日本の海では年間を通じて一番着用することになるウェットスーツです。手首から足首まで体全体をフルに覆っているウェットスーツのため、フルスーツと呼ばれています。
ジャージ素材で3ミリと通称呼ばれており、ジャージ素材に色を入れれる事もありデザイン性も多いのが特徴です。
■シーガル(春・初夏・秋用)5月下旬~7月中旬、9月下旬~10月
4万円~6万円
春先から梅雨時期までよく着るウェットスーツです。
腕は半袖で足は足首までのウェットスーツになります。
外気は比較的に暖かいが、水温がまだ冷たい場合などに着用します。
■ロングスリーブスプリング(春・初夏・秋用)5月下旬~7月中旬、9月下旬~10月
4万円~6万円
秋から冬にかけて着るウェットスーツです。
腕は長袖で足は膝上までのウェットスーツになります。
水温は暖かいが、外気温が低い場合に着用します。
■スプリング(夏用)7月~9月
2万円~4万円
梅雨明けから秋口まで着るウェットスーツです。
腕は半袖で足は膝上までのウェットスーツになります。
水温も外気温も暖かく感じられる夏場に着用します。梅雨明けから秋口まで着るウェットスーツです。
■タッパ(夏用)7月~8月下旬
1万円~3万円
上半身のみを覆ったウェットスーツになります。長袖タイプと半袖タイプ、ノースリーブタイプがあり、サーフトランクスを履いて夏場などの暖かい海で着用します。
■ラッシュガード(夏用)7月~8月下旬
1万円~3万円
上半身を日焼けや擦れから守る薄いナイロン製のウェアーになります。長袖タイプと半袖タイプがあり、ウェットスーツのアンダーウェアーとして着用したり、夏場の日焼け防止や擦れ防止に着ています。
★冬の防寒対策
■セミドライスーツ(真冬用)11月~4月下旬
6万円~10万円
ゴムの素材の部分5ミリと動かす部分の関節部分はジャージ素材で3ミリが一般的です。
厚いほど防寒性に優れていて、裏地素材も様々なタイプがあります。
冬でもサーフィンするなら、フルスーツを購入する際にサーフショップにて採寸してもらい、自分の体にフィットするようにオーダーすることを強くお勧め致します。
■ドライスーツ(真冬用)11月~4月下旬
8万円~20万円
ドライスーツとは、ウェット内部にほとんど水が浸入しない防水ウェットスーツです。
ブーツと一体式のワンピース型のフルスーツになりますので足からの水の浸入は無く、防水ファスナーを利用しているためドライスーツの中に服を着ていても問題なく、着替えの時でも水をかぶる必要が無いのが利点です。
完全防水のためサーフィン中に用を足せないことは否めません。
■インナーウェアー
4000千円~1万円
ウェットスーツの下に着用することで保温性能が高まるウェアー。保温性の高いセラミック素材や起毛素材などの様々なタイプのインナーウェアーがあります。
また、ストレッチ性が高いのでインナーとして着用してもストレスを感じることは少ないです。上半身と下半身に分かれているタイプや一体のワンピースタイプ、ノースリーブや長袖など様々なインナーウェアーがあります。
■ブーツ(真冬用)12月~3月下旬
4000千円~1万円
12~3月頃の海は水温が極端に下がるため、かなり冷たくなります。サーフィン中に足を冷やさないためにブーツを着用します。
サーフィン用のブーツはウェットと同じ素材で作られて厚いほど保温効果に優れ、5~3ミリの厚みが一般的になります。
足先が足袋のように分かれているタイプやバンドやマジックテープで締めるタイプ、またブーツの裏も滑らないようにそれぞれ加工されています。
■グローブ(真冬用)11月~3月下旬
4000千円~8,000円
海水温が下がったり、風が強い冬に海に入る場合には、ブーツ同様でグローブが重宝します。
サーフィン中に寒さを感じることで手の指先からかじかんできます。サーフィン用のブーツはウェットと同じ素材で作られて厚いほど保温効果に優れ、2~5ミリの厚みが一般的になります。
指先がそれぞれに分かれているものや、親指だけ独立して4本一体式になっているグローブなどがあります。
慣れるまではパドル時に抵抗を感じる方も多くいますが冬の海には必需品と言えます。
■キャップ(真冬用)1月~3月下旬
4000千円~1万円
冬の冷たい風に煽られているとすぐに耳が痛くなってしまいます。
ドルフィンスルーする度に頭が冷やされて鈍い痛みを伴ってしまうことがあります。
冬の外気や海水は皮下脂肪の無い頭部にはダメージが大きいと考えられます。
見た目がカッコ悪いからと言って恥ずかしがらずに、きちんと防寒対策のために頭部を保護しましょう。
また、最近では冬のサーファーらしくて良いスタイルとコアなサーファーからも支持されてきています。