オランダを拠点にする企業「Westkust」レーザー3Dプリンターを使いサーフボードの骨組み・フィン・アパレルなど展開彼らは、「サーフィンオープン化が必要でそこで、Westkustがデザインしたもの全てを、無料で公表したい」とのことです。
サーフィンのフィンは5つ、サーフボードのコアは9モデルのデザインを無料公開しています。
ざっくりと説明するとサーフボードの製造過程は、サーフボードはフォーム(全体の白い部分)を削り、強度を付ける為にラミネートを巻き、グラスファイバーを載せて硬化樹脂を丁寧に塗って固めて、綺麗に磨くというもの、その強度をつけるためのフォームの部分を厚紙でWestkustが提供している。
人間でいうと、フォームが骨・樹脂が肉・ラミネートが皮膚といった所です。
動きの激しい、ショートボードではなく、ゆったりと乗れるレトロフィッシュからのロングボードの方のラインナップが強い
厚紙を使ってパズルのように組み立てていけば、後はグラッシング（ボード表面をガラスクロスで覆い、樹脂で固めた後に余分な樹脂を削るまでの一連の工程）だけを行えばサーフィンできるというわけです。
通常のボードだと色々・専用ソフトで設計図、シェイプ工具・ラミネート素材などなどと一緒に熟練の技術を要しますが、骨組みはあるから後はラミネートと磨きだけなので、素人でもやれなくないかも・・・・の一歩手前までているんじゃないでしょうか？
何にせよ、ダンボールサーフボードを使った人たちが情報を共有していけば、さらに良い物が生まれるので、無料での一般公開には大きな意味があるのではないでしょうか？
詳細やデザインファイルのダウンロードは、下記リンク先からチェックして下さい。
■westkust
http://westkustsurf.nl/?page_id=21786
