リーディング・サーフ・ブランドのリップ・カールは1969年の3月に2人のサーファーがベルズビーチでクロウことダグ・ワーブリックとシングディングことブライアン・シンガーの2人で立ち上げたブランド。
2人は意気投合し、数ヶ月さきに迫ったベルズのサーフシーズンをどう有意義に過ごすかという話題で盛り上がり、理科の教師だったブライアンは、2日後には教師の職を辞め必然のような出会いでリップカールが産声を上げたという。
パン工場をファクトリーにしそこにシェーピングベイ、グラッシングとサンディングルームを設け週12本の製造を可能にし、1969年の12月、2人はローカルサーファーのアラン・グリーンを迎え入れてウェットスーツの製造を副業として始め、拡大をしていく、ウエット工場は1970年の4月にリップカールを離れ、クロウとブライアンたちの援助を基にクイックシルバーを立ち上げたという。
1991年リップカールはスンバワへのボートトリップを企画、「ある冒険旅行のアイデアがある。グッドウェイブを捜しサーフィンをして、夜はビールで楽しい時間過ごして次の日も同じことのくり返す、それはサーファーにとって究極のライフスタイルだとトリップの定義を提案
そして、ソニー・ミラーによるリップカールの最初の映画、ザサーチ/インド洋遠征、が世界中のサーフショップで販売された。そしてそれに続く彼の作品はシリーズとなり現在でもカルト的な支持を受けている。
このキャンペーンは広告宣伝車として重要な役割を数年に渡って担った、この活動によってリップカールの企業イメージが、サーフィンの世界で確立したのである。ザサーチはいまも続いている。
そんな、ヒストリーがある、Rip・Curl (リップカール)のハイクオリティな短編動画を見てほしい。
きっと、トリップに行きたくなること間違いなしだ!
■Rip・Curl (リップカール)のHPは以下
http://www.ripcurl-jp.com/